コロワイド、珈琲館運営のシーユナイテッドを440億円で買収へ
外食大手のコロワイドは、10日、カフェチェーン「珈琲館」や「カフェ・ベローチェ」などを運営する「シーユナイテッド」を買収すると正式に発表しました。この買収額は440億円に上り、投資ファンド「ロングリーチグループ」から全株式を取得し、4月1日付で完全子会社とする予定です。
カフェ業態とデザート事業の相乗効果を狙う
シーユナイテッドは、全国で563店舗を展開するカフェチェーンとして知られています。一方、コロワイドは、2024年に洋菓子事業を手がける日本銘菓総本舗を買収するなど、グループ内でのデザート販売強化に力を入れてきました。今回の買収により、カフェ業態をグループに加えることで、傘下企業の洋菓子を全国チェーンのカフェで提供するなど、事業間の相乗効果を大きく期待しています。
売上目標5000億円に向けたM&A戦略
コロワイドは、2030年3月期に売上収益5000億円を目標として掲げており、企業の合併・買収(M&A)を通じた事業拡大と多角化を積極的に推進しています。この買収は、その戦略の一環として位置づけられており、外食産業における競争力強化を図る重要なステップとなると見られています。
業界関係者からは、コロワイドのデザート事業とシーユナイテッドのカフェネットワークが融合することで、新たな顧客層の開拓や収益向上につながる可能性が指摘されています。今後、具体的な事業統合の詳細や店舗展開の計画が注目されるでしょう。



