米大統領、インフレ楽観視「紛争終結で沈静化」 CPI上昇も一時的と主張
米大統領、インフレ楽観視「紛争終結で沈静化」

トランプ米大統領は12日、国内で加速するインフレについて、イランとの交戦が終結すれば「石油が市場にあふれ出し、一気に沈静化するだろう」と述べ、楽観的な見解を示した。米労働省が同日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.8%上昇と、2年11カ月ぶりの高い伸びを記録したが、トランプ氏はあくまで一時的な現象と強調した。

インフレは一時的、バイデン政権時と比較

トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し、「現在のインフレは一時的なものに過ぎない」と主張。さらに、新型コロナウイルス禍からの経済回復期にインフレが急上昇したバイデン前政権の時期を引き合いに出し、「今のインフレは、それに比べれば取るに足らない」と述べ、自身の政権下での物価上昇は軽微だと強調した。

イラン紛争終結が鍵

トランプ氏は、インフレ沈静化の鍵はイランとの紛争終結にあると指摘。紛争が終われば石油が市場に大量に供給され、物価上昇圧力が緩和されるとの見通しを示した。しかし、米イラン間の交渉は難航しており、NY原油先物は13日、102ドル台まで続伸するなど、市場の警戒感は強い。

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市場の反応と今後の焦点

NY株式市場は13日、3日続伸し、ダウ平均は56ドル高で終了。医療など安定銘柄に買いが集まった。一方、米連邦最高裁は代替関税を維持する一時的措置を決定、審理が続いている。また、上院はFRB理事のウォーシュ氏を承認し、議長案の採決へと進む見通し。市場はこれらの動きとインフレ指標の行方に注目している。

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