4月の消費者心理、2カ月連続悪化 原油高が重しに
4月の消費者心理、2カ月連続悪化 原油高が重し

内閣府が30日に発表した4月の消費動向調査によると、今後半年間の消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上世帯、季節調整値)は前月比1.1ポイント低下の32.2となり、2カ月連続で悪化した。3月に続き、中東地域の紛争を背景とした原油価格の高騰への懸念が重荷となっている。基調判断は「弱含んでいる」を維持した。

指数の内訳

指数を構成する4項目のうち、物価上昇局面で落ち込みやすい「耐久消費財の買い時判断」が2.8ポイント低下した。また、「暮らし向き」は1.5ポイント低下した。「雇用環境」は0.2ポイントの低下にとどまった。「収入の増え方」は横ばいを維持しており、今春闘の堅調な結果が下支えしているとみられる。

背景と影響

原油価格の上昇は、ガソリン代や光熱費の負担増を通じて消費者の購買意欲を冷やしている。特に低所得世帯への影響が懸念される。一方で、雇用環境の悪化が限定的であることや、収入増加への期待が横ばいであることは、今後の消費回復の可能性を示唆している。

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内閣府は、今後の動向について「原油価格の推移や中東情勢に注視する必要がある」としている。今後の消費者心理の改善には、物価安定や所得増加が鍵となるだろう。

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