大手電力10社が28日に発表した5月使用分(6月請求)の標準家庭向け電気料金は、関西電力以外の9社で前月比値上がりした。また、大手都市ガス4社のガス料金も全社で上昇している。これは燃料となる液化天然ガス(LNG)の輸入価格が上昇したことが主因だ。中東情勢の悪化に伴う燃料価格の高騰は、6月分以降に本格的に影響する見通しである。
電力料金の詳細
電力料金の上昇幅は8円から24円となっている。最も高いのは北海道電力の9466円で、最も安いのは九州電力の7581円だ。関西電力は前月から横ばいを維持している。
都市ガス料金の動向
都市ガス料金の引き上げ幅は21円から27円で、東邦ガスの6596円が最高値、東京ガスの5771円が最安値となっている。
燃料価格の反映メカニズム
電力・ガス各社は、2~4カ月前の燃料価格の平均を料金に反映する仕組みを採用している。イラン攻撃が始まったのは2月末であり、その影響は6月使用分から料金に現れる可能性がある。



