8日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は反落し、前日終値からの下げ幅が一時600円を超える場面があった。前日に過去最高値を更新した反動から利益確定の売りが優勢となり、さらに米国とイランの戦闘終結協議を巡る不透明感が投資家心理を冷やした。
午前終値の詳細
午前終値は前日終値比659円72銭安の6万2174円12銭。東証株価指数(TOPIX)も38.61ポイント安の3801.88で取引を終えた。
下落の背景
市場では、米国とイランがホルムズ海峡周辺で互いに攻撃したとの報道を受け、リスク回避の動きが強まった。また、前日の米国株式市場で主要指数がそろって下落したことも、東京市場の重しとなった。
前日の日経平均は急伸して最高値を更新しており、その反動から売りが優勢になった。投資家の間では、短期的な過熱感を警戒する声も聞かれた。
今後の見通し
市場関係者は、午後も米イラン情勢や為替動向を注視しながら、神経質な値動きが続くとみている。利益確定売りが一巡すれば、再び上昇に転じる可能性もあるが、地政学リスクが引き続き重しとなるとの見方も多い。



