奥能登でガソリン価格が200円台に急騰、給油客「値段見て驚いた」前日から29円大幅値上げ
奥能登ガソリン200円台急騰、給油客「値段見て驚いた」 (14.03.2026)

奥能登でガソリン価格が急騰、200円台に到達

緊迫するイラン情勢に伴う原油価格の上昇を受け、石川県内のガソリン価格が急騰している。特に輸送コストがかかる奥能登地域では、1リットルあたりのレギュラーガソリンが200円の大台に乗ったガソリンスタンドも現れ、事業者や利用客からは事態の早期収束を願う声が相次いでいる。

珠洲市では201円に達し、給油客が驚き

珠洲市内のガソリンスタンドでは、レギュラーガソリンが1リットルあたり201円に達した。これは前日から29円もの大幅な値上げとなる。軽トラックの給油に訪れた土木業の男性は「値段を見てびっくりしました。早く下がってほしいです」と驚きを隠せない様子だった。

同スタンドの須磨一彦所長は「復興関係の利用客も多く、燃料を切らすことだけは避けたいと考えています」と語り、地域の事業継続への影響を懸念している。

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金沢市でも値上げ前の駆け込み需要が発生

13日から値上げを実施した金沢市のガソリンスタンドでは、前日の12日に少しでも安く給油しようとする車が詰めかけ、通常の2日分以上のガソリンを供給したという。この動きは、価格上昇に対する消費者の敏感な反応を示している。

昨年12月中旬には、ガソリン暫定税率の廃止に向けて政府が石油元売り会社への補助金を引き上げた影響で、価格が132円まで下落していた経緯がある。越田信哉所長は「安くなったさなかでの値上げは心苦しい」と本音を漏らす。

同所長は「店頭価格を170円程度に落ち着けたい」として、19日に再開される国の補助金に期待を寄せている。政府の支援策が、今後の価格動向を左右する鍵となりそうだ。

地域経済への影響が懸念される

奥能登地域では、以下のような影響が懸念されている。

  • 運輸業者や建設業者の事業コスト増加
  • 観光客の移動費用上昇による地域経済への打撃
  • 日常生活を送る住民の家計負担の増大

国際情勢の不安定さが、地方の経済活動に直接的な影響を与えている現状が浮き彫りになっている。今後の原油価格の動向と政府の対応が、地域社会の安定にとって重要な要素となるだろう。

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