NYダウ平均、3営業日ぶりに反落 中東情勢をにらみ買い控えで72ドル安
2026年4月15日のニューヨーク株式市場において、ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比72.27ドル安の4万8463.72ドルで取引を終えました。市場では中東情勢を注視する展開となり、積極的な買い注文が手控えられる動きが目立ちました。
米国とイランの協議再開見通しも対立懸念で様子見強まる
米メディアの報道によると、米国とイランの協議は「2日以内」にパキスタンで再開される可能性があります。トランプ米大統領は再協議に前向きな姿勢を示しているものの、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡などを巡る双方の主張には大きな対立が存在することから、投資家の間で様子見姿勢が強まっています。
この状況について、市場関係者は以下のように分析しています。
- 中東地域の地政学的リスクが高まっていること
- エネルギー価格への影響懸念から慎重な動きが広がっていること
- 今後の協議の行方によっては市場がさらに揺れる可能性があること
ナスダック総合指数は11営業日続伸で最高値を更新
一方、ハイテク株を主体とするナスダック総合指数は11営業日連続で上昇し、前日比376.94ポイント高の2万4016.02と終値の最高値を更新しました。この動きは、特定のセクターにおいてリスク選好が維持されていることを示しています。
市場全体では、以下のような特徴が観察されました。
- ダウ平均の反落は主にエネルギー関連株や防衛株の売りが要因
- ナスダックの上昇はテクノロジー大手企業の好調な業績見通しが支え
- 中長期的な投資戦略を模索する動きが広がっている
今後の注目点としては、米国とイランの協議の具体的な進展、ホルムズ海峡を巡る緊張の緩和、そしてエネルギー市場の動向が挙げられます。これらの要素が株式市場全体の方向性を左右する重要なカギとなるでしょう。



