コンビニエンスストア業界の大手であるファミリーマートは22日、楽天グループとの連携を一段と強化する方針を明らかにした。具体的には、ファミリーマートの店舗で月間3000円以上の購入を行った顧客を対象に、楽天が運営するインターネット通販サイト「楽天市場」での買い物において獲得できる楽天ポイントの付与率を引き上げる制度を、7月から導入することを決定した。この取り組みにより、両社のサービス間での相互送客効果を高める狙いがある。
楽天のポイントプログラムに初参画
楽天は従来より、グループ傘下の「楽天モバイル」や「楽天トラベル」といった多様なサービスを利用するユーザーに対して、楽天市場でのポイント付与率が上昇するプログラムを展開してきた。今回、ファミリーマートはこのプログラムに、楽天グループ外の企業として初めて参加することとなった。さらに、実店舗でのサービス利用が条件となるケースとしても、初の事例となる。
お得感を強調し顧客獲得へ
ファミリーマートは、この新制度を通じて顧客に対するお得感を強くアピールし、店舗への来店促進と楽天市場の利用拡大を図る考えだ。コンビニ業界では競争が激化する中、異業種との連携による差別化戦略が注目される。



