西日本FHが新たな中期経営計画を発表、2029年3月期に連結最終利益600億円を目指す
西日本フィナンシャルホールディングス(FH)は、2026年度から3年間の新たな中期経営計画を発表しました。この計画では、最終年度となる2029年3月期の連結最終利益を600億円と設定し、2026年3月期の見込み400億円から5割増の目標を掲げています。成長戦略の中心には、福岡都市圏の再開発プロジェクトや半導体関連産業の資金需要を取り込むことが位置づけられており、地域経済の活性化と事業拡大を図る姿勢が鮮明です。
貸出金残高の拡大と個人向けサービスの強化
計画では、日本銀行の政策金利が現状より0.25%高い1.00%に上昇することを前提としています。これに基づき、2029年3月期の貸出金残高は、2026年3月期より8,000億円多い9兆8,000億円を見込んでいます。個人向けサービスでは、クレジットカードを活用した新たなポイント還元策の導入を検討し、顧客利便性の向上を目指します。これらの取り組みにより、収益基盤の強化と市場競争力の向上を図る方針です。
戦略投資と対面営業の強化
戦略投資として、対面営業の強化に向けた店舗改修などに計170億円を充てることが明らかになりました。これにより、顧客との直接的な接点を増やし、サービス品質の向上を実現する狙いがあります。西日本FHは、地域密着型の金融サービスを提供することで、持続的な成長を追求していく構えです。この計画は、九州を中心とした経済発展に寄与するものとして注目を集めています。



