りそな銀行、6年ぶりの社長交代で新体制発足へ
りそなホールディングス(HD)は2月25日、傘下のりそな銀行の社長に、同行の千田一弘常務執行役員(55歳)を充てる人事を固めました。この社長交代は2020年以来、実に6年ぶりの大きな動きとなります。現職の岩永省一社長(60歳)は代表権のない会長に退き、りそなHDの南昌宏社長(60歳)は引き続きその職務を続ける見通しです。人事は4月1日付で実施され、近く正式に発表される予定です。
グループ内での人事異動も同時に決定
今回の人事では、りそな銀行だけでなく、グループ内の他の銀行でもトップ交代が行われます。HD傘下の埼玉りそな銀行の社長には、同行の篠藤慎一専務執行役員(55歳)が昇格します。また、関西みらい銀行の社長には、同行の原藤省吾専務執行役員(54歳)が就任することが決まりました。これにより、りそなグループ全体で若手のリーダーシップによる経営刷新が進められることになります。
新社長・千田一弘氏の経歴と今後の展望
千田一弘氏は1994年に千葉大学教育学部を卒業後、あさひ銀行(現りそなHD)に入行しました。長年にわたり銀行業務に携わり、2025年4月からはりそな銀行の常務執行役員として活躍してきました。この人事は、デジタル化や環境変化に対応するため、経験豊富な人材を登用し、経営の安定と成長を図る狙いがあると見られています。
岩永省一氏は会長として引き続き経営に参画する一方、千田氏を中心とした新体制が、金融業界の競争激化や経済的不確実性にどう対応していくかが注目されます。りそなグループはこの人事を通じて、持続可能な成長と顧客への価値提供を強化していく方針です。
