九州電力、2027年度に330人採用計画 新卒はデジタル化で30人減も全体は4年連続300人超
九州電力、2027年度に330人採用 新卒はデジタル化で30人減

九州電力、2027年度に330人の採用計画を発表 新卒はデジタル化で30人減も全体は4年連続300人超

九州電力は3月4日、2027年度の採用計画を発表し、新卒と経験者を合わせて計330人を採用する方針を明らかにしました。この計画は、送配電子会社を含むグループ全体の採用数で、新卒は255人、経験者は75人と設定されています。新卒採用枠は、業務のデジタル化を見越して2026年度計画と比べ30人減らされますが、全体で300人を超える採用は4年連続となり、技術の継承を着実に進めたい考えを示しています。

新卒採用の内訳と人材定着に向けた取り組み

新卒採用の内訳は、大学や高等専門学校卒業者などの技術職が110人、事務職が45人、高校卒業者は技術職のみで100人を予定しています。人材の定着を図るため、技術職では応募時に希望する部門を選択できる仕組みを導入し、事務職では1年目に複数の部署を体験させた上で配属先を決定する方針です。これにより、従業員の適性や意欲に応じたキャリア形成を支援します。

経験者採用と高度専門人材の受け入れ

一方、経験者採用は2026年度計画と同じ75人を見込んでおり、このうち20人は海外事業や都市開発事業などを担う高度専門人材として受け入れたい考えです。九州電力は、デジタル化の進展に伴う業務変革に対応するため、新卒採用を調整しつつも、全体として安定した採用規模を維持することで、電力インフラの維持や新事業展開に必要な人材を確保する姿勢を強調しています。

この採用計画は、地域経済への貢献や若年層の雇用創出にも寄与することが期待されており、九州電力は今後も技術革新と人材育成を両立させた経営戦略を推進していくとしています。