南アジア発の炊き込みごはんビリヤニが日本で急拡大、独自の進化で新たなファン層を獲得
ビリヤニブーム、日本で独自進化し急拡大中

南アジア発の炊き込みごはんビリヤニが日本で急拡大、独自の進化で新たなファン層を獲得

スパイスを利かせたインド発祥の炊き込みごはん「ビリヤニ」が、日本で大きなブームを巻き起こしている。かつてはカレーやナンと比べて知名度で劣っていたが、近年では提供する店舗が急拡大し、食通の間で注目を集めている。さらに、本場の様式にこだわらない日本独自のビリヤニも誕生し、多様なファンを増やしているのが特徴だ。

神奈川県のイベントで広がるビリヤニの魅力

2026年1月中旬、神奈川県海老名市の「海老名マルイ」では、「開運!新春カレー&ビリヤニフェス」が開催された。全国からのべ17店舗が出店し、そのうち7店がビリヤニを販売。会場にはスパイスの芳醇な香りが漂い、多くの来場者を惹きつけた。

ビリヤニは、南アジアなどで栽培される細長い米「バスマティライス」を使用し、多数のスパイスを効かせた炊き込みごはんだ。インドやその周辺国で親しまれてきた伝統料理で、日本では新たな食のトレンドとして急速に普及している。

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初めての体験から熱烈なファンまで

近隣に住む諸星祐一さん(45歳)は、テレビなどでビリヤニのブームを知り、このイベントを訪れた。初めてビリヤニを口にした感想として、「香りが良く、スパイスが染み込んでガツンとくる感じがおいしい。はまるかも」と語り、その魅力に引き込まれた様子だった。

一方、小田原市の堤百合さん(46歳)は、週に1回はビリヤニを食べるという熱烈なファンだ。常連の京都市の店舗のビリヤニが大好物で、この日も出店を知って訪れた。「ふわっとした舌触りが中毒になる」と絶賛し、家族全員分の弁当を購入。夜ごはんとして楽しむ計画だという。

日本独自の進化と今後の展望

ビリヤニのブームの背景には、提供店舗の増加だけでなく、日本独自のアレンジが生まれている点が大きい。本場のレシピに忠実なものから、地元の食材を組み合わせた創作ビリヤニまで、多様なバリエーションが登場し、幅広い層に受け入れられている。

このイベントを企画した関係者によれば、ビリヤニの人気は単なる一時的なブームではなく、日本の食文化に根付きつつある兆しが見えるという。今後も新たな店舗やメニューの展開が期待され、食の選択肢を豊かにする存在として成長が続きそうだ。

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