くら寿司が回転レーン店舗数でギネス世界記録に認定
回転寿司チェーン大手のくら寿司が、回転レーンに商品を流す店舗数が世界で最も多いとして、ギネス世界記録に正式に認定されました。この栄誉を祝う授与式が3月2日、大阪市浪速区の店舗で開催され、岡本浩之取締役が認定証を受け取りました。
コロナ禍や迷惑行為への対策を講じながら維持
回転寿司業界では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う飛沫感染防止対策や、近年問題となっている客による迷惑行為への対応から、回転レーンの運用を見直す動きが広がっています。しかし、くら寿司は独自の取り組みでこの伝統的なシステムを守り抜きました。
同社は以下のような革新的な対策を導入しています:
- 抗菌カバーの開発と導入
- AI(人工知能)を活用した不審なカバー開閉の検知システム
- 衛生面と安全性を両立させる技術革新
これらの努力により、国内外の全696店舗(2026年2月末時点)で回転レーンを維持し続けることに成功しました。
「レーンは回転ずしの存在意義そのもの」
授与式で岡本取締役は、記録認定への喜びと今後の展望を語りました。「回転レーンは、回転寿司という業態の存在意義そのものだと考えています。今回の認定は、私たちの取り組みが評価された証であり、大変光栄です」と述べました。
さらに、「単に記録を達成しただけで満足するのではなく、これからも回転レーンの楽しさや魅力をさらに高めていきたい」と強調し、顧客体験の向上への継続的な取り組みを示しました。
このギネス世界記録認定は、くら寿司が業界の課題に正面から向き合いながら、回転寿司の本質的な価値を守り、進化させ続けていることを証明するものです。関西発の企業として、日本の飲食文化に新たな歴史を刻んだ瞬間となりました。



