アンナミラーズが東京・南青山に復活、店内焼きたてパイで新たな挑戦
フルーツパイなどで長年親しまれてきたアンナミラーズ(愛称:アンミラ)が、2026年2月13日に東京・南青山で新店舗をオープンします。これは約3年半ぶりとなる常設店舗での営業再開であり、若者世代を中心とした新たな顧客層への浸透を目指す戦略的な動きです。
焼きたてパイ7種類と米国風家庭料理を提供
新店舗では、店内で焼きたてで提供する7種類のパイが大きな目玉となります。価格は1個税込み880円から935円で、フルーツパイをはじめとする多彩なラインナップが揃います。また、ハンバーガーなども提供され、「米国の家庭料理レストラン」という創業以来のコンセプトを堅持しながら、現代の食のトレンドに対応したメニュー展開が特徴です。
国内初出店の地での復活、再出店への期待に応える形
アンナミラーズは、あずきバーで知られる井村屋(本社:津市)が1973年に東京・青山で国内1号店を開業しました。その後、関東地方で最大21店舗まで展開しましたが、競合の増加に伴い規模を縮小。2022年には最後の1店舗が再開発を理由に閉店し、オンラインショップや期間限定ショップでの販売に切り替えていました。
しかし、再出店を望む声は多く、今回の南青山での復活は、そうしたファンの期待に押される形で実現しました。南青山は初出店の地である青山に近く、ゆかりの深い場所での再始動となります。過去には名古屋や大阪にも出店した実績があり、今後の展開にも注目が集まっています。
若者世代へのアプローチと今後の展望
今回の復活では、特に若者世代をターゲットにしたマーケティングが重視されています。店内で焼きたてのパイを提供することで、「体験型」の飲食を提案し、SNSなどでの拡散効果も期待しています。また、伝統的な味わいを守りつつ、現代の食生活に合わせたアレンジを加えることで、新たなファンの獲得を目指します。
アンナミラーズの復活は、老舗ブランドが時代の変化に対応しながら再生を図る好事例として、飲食業界からも関心を集めています。今後の店舗拡大やメニュー開発の動向が、業界のトレンドを左右する可能性も秘めています。



