日本一の高さとなる超高層ビル「トーチタワー」の低層部が公開
三菱地所は2月27日、東京駅前に建設中で日本一の高さとなる予定の高層ビル「トーチタワー」の低層構造部を報道陣に公開しました。このビルは2023年に着工し、2028年の完成を目指しており、完成時には高さ約390メートルに達する見込みです。
特殊な構造で耐震性を強化
公開された低層部は約50メートルの高さで、超高層ビルを支えるために設計されています。特徴的なのは、巨大な柱を斜めに配置する三角形のフレームで外周を覆った構造です。この国内で前例が少ない特殊な構造は、耐震性を高めることを目的としています。
三菱地所の担当者は、「東京の地盤に建つ高層ビルは、長周期地震動の影響を受けやすいため、高い耐震性が求められます」と説明しました。長周期地震動とは、高層階をゆっくりと揺らす地震動のことで、超高層ビルにとって重要な課題となっています。
施工は清水建設が担当
トーチタワーの施工は清水建設が担当しており、着実に工事が進められています。完成すれば、現在都内で最も高い「麻布台ヒルズ森JPタワー」の約330メートルを抜き、日本一の高さを誇るビルとなります。
このプロジェクトは、東京のランドマークとしてだけでなく、耐震技術の進歩を示す事例としても注目されています。今後の建設過程では、さらなる技術的挑戦が続くことが予想されます。



