福岡市中心部のオフィス空室率が2か月連続で上昇、5.12%に
オフィスビル仲介大手の三鬼商事は、福岡市中心部における2026年1月のオフィス市況を発表しました。それによると、平均空室率は前月と比べて0.17ポイント高い5.12%となり、2か月連続で上昇を記録しました。この5%台の水準は、実に6か月ぶりのことです。
ビル新設の動きが影響、空室率上昇の背景
空室率の上昇は、主にビル新設の動きが活発化したことが要因と見られています。新規オフィススペースの供給が増加したことで、一時的に空室が増加した形です。三鬼商事の分析では、この傾向は今後も続く可能性があると指摘されています。
平均賃料は37円上昇、23か月連続で上昇基調
一方で、1坪(3.3平方メートル)当たりの平均賃料は37円上がって1万2318円となり、23か月連続で上昇を続けています。これは、福岡市中心部のオフィス需要が依然として堅調であることを示しており、空室率の上昇にもかかわらず、賃料が上昇するという複雑な市場動向が浮き彫りになりました。
この結果は、福岡市の経済活動が活発である一方で、新規供給による市場の調整期に入っていることを示唆しています。今後の動向に注目が集まります。



