NY原油、一時90ドル割れ 中東緊張緩和で供給不安後退
NY原油、一時90ドル割れ 中東緊張緩和

NY原油、一時90ドル割れ 中東緊張緩和で供給不安後退

6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場は、イラン情勢の緩和期待を背景に下落し、指標となる米国産標準油種(WTI)の6月渡しが一時、1バレル=90ドルを割り込んだ。これは4月22日以来、約2週間ぶりの安値水準となる。

米ニュースサイト「アクシオス」は6日、複数の米当局者の話として、米国とイランが戦闘終結に向けた基本合意に近づいていると報じた。これにより、事実上の封鎖が続いていたホルムズ海峡の航行再開が期待され、エネルギー供給に対する不安が後退するとの見方が強まった。

前日の5日の原油先物相場も、ヘグセス米国防長官の発言などを材料に売り注文が先行し、前日比4.15ドル安の1バレル=102.27ドルで取引を終えていた。今回の下落はその流れを引き継いだ形だ。

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市場の反応と今後の見通し

市場関係者は、イラン情勢の進展が原油価格に与える影響は大きく、今後も交渉の行方に注目が集まると指摘する。また、ホルムズ海峡の安定化は、世界のエネルギー市場にとって重要な要素であり、供給懸念の後退は価格下落圧力となる。

一方で、地政学的リスクが完全に払拭されたわけではなく、引き続き警戒が必要との声もある。今後の原油相場は、中東情勢に加え、主要国の経済指標や需要動向にも左右されるとみられる。

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