5日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比356.35ドル高の4万9298.25ドルで取引を終えた。米政権がイランとの停戦が維持されているとの認識を示したことが好感され、買い注文が膨らんだ。
停戦維持で投資家心理改善
ヘグセス米国防長官は5日の記者会見で、停戦は維持されていると強調した。米軍制服組トップのケイン統合参謀本部議長も同様の認識を示した。これにより、ホルムズ海峡を巡る警戒感が和らぎ、投資家心理が改善した。好調な米企業決算も買いを促す要因となった。
ナスダックも最高値更新
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、258.33ポイント高の2万5326.13と終値の最高値を付けた。市場では、停戦維持による地政学的リスクの低下と企業業績の堅調さが株価を押し上げたとの見方が広がっている。
市場の反応と今後の見通し
アナリストは、停戦維持が確認されたことでエネルギー価格の安定につながると指摘。一方で、イラン情勢の先行き不透明感は依然として残っており、投資家は引き続き中東情勢を注視する必要がある。また、今後の米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策にも注目が集まっている。



