宇宙飛行士古川聡氏、JAXA退職を正式発表 杏林大学医学部特任教授へ
宇宙飛行士の古川聡氏(61)が3月30日、東京都内で記者会見を開き、27年間勤務した宇宙航空研究開発機構(JAXA)を3月31日付で退職することを明らかにしました。同時に、4月から杏林大学医学部の特任教授に就任することを発表しました。
新たな道へ 若い世代の成長を支える決意
記者会見で古川氏は、「若い世代の成長を支えたい」と語り、新たな役割への意欲を示しました。また、「宇宙業界を離れることになるが、いち宇宙ファンとして応援していく」と笑顔で述べ、宇宙開発への変わらぬ情熱を強調しました。
輝かしい宇宙飛行士としてのキャリア
古川氏はもともと消化器外科の医師としてキャリアをスタートさせ、その後宇宙飛行士に転身しました。その経歴は以下の通りです:
- 2011年に国際宇宙ステーション(ISS)で初の長期滞在を経験
- 2023年から2024年にかけて2度目のISS長期滞在を実施
- 宇宙での総滞在時間は366日8時間34分に達する
この記録は、若田光一氏(62)に次ぐ日本人宇宙飛行士として第2位の長さとなっています。
医学と宇宙開発の架け橋として
医師としてのバックグラウンドと宇宙飛行士としての豊富な経験を併せ持つ古川氏は、杏林大学医学部特任教授として、医学と宇宙医学の分野で新たな貢献が期待されています。27年間にわたるJAXAでの活動は、日本の宇宙開発史において重要な足跡を残しました。
古川氏の今後の活躍に、関係者からは大きな期待が寄せられています。宇宙飛行士としての経験を生かし、医学教育と研究の発展に尽力することが見込まれています。



