NTT系企業が自治体向けクマ対策自動化サービスを開発、AIとドローンで業務効率化を実現
NTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)は、2026年3月24日に、クマ出没時の対応を自動化する自治体向けの新サービスを開発したと正式に発表しました。このサービスは、人工知能(AI)やドローン、住民向けアプリを組み合わせることで、クマの発見から住民への注意喚起まで一連の業務を自動化し、自治体側の深刻な人手不足を補うことを目的としています。
包括的なクマ対策サービスで自治体の負担軽減を目指す
クマ対策に特化した包括的なサービスは市場でも珍しく、NTTドコモビジネスは2026年4月から販売を開始し、100以上の自治体での採用を積極的に目指す方針です。具体的な仕組みとしては、以下のような流れで運用されます。
- クマの出没が疑われる地域に設置した監視カメラや、自動運航が可能なドローンを活用して、リアルタイムでクマを検知します。
- AI技術を用いて画像を詳細に解析し、クマと確実に判断した場合には、即座に警察や消防などの関係機関に情報を自動伝達します。
- 同時に、住民には自治体の公式アプリを通じて迅速な通知を送信し、安全確保を促します。
人手不足解消と迅速な対応で地域安全を強化
近年、クマの出没件数が増加する中、自治体では対応に必要な人員の確保が課題となっています。このサービスにより、従来は人的リソースを多く必要とした監視や連絡業務が大幅に効率化され、自治体職員の負担軽減が期待できます。さらに、AIとドローンの連携によって、人的ミスを減らしつつ、より迅速かつ正確な対応が可能となる点も大きなメリットです。
NTTドコモビジネスは、このサービスを通じて、地域社会の安全安心の向上に貢献するとともに、自治体の業務改革を推進していく考えです。今後は、実証実験を重ねながら、サービスの精度向上や機能拡充を図り、2026年以降の本格的な普及を目指します。



