1500年続いた縄文ムラの全貌を解説
埼玉県北本市教育委員会は、2024年に国指定史跡となった市内のデーノタメ遺跡に関するハンドブック「1500年続いた縄文ムラ デーノタメ遺跡」を完成させた。このハンドブックは、子どもから大人まで楽しめる内容で、豊富な写真とイラストを交えて遺跡の魅力を伝える。7日に北本市文化センターで開催される同遺跡に関するシンポジウムで先行販売される。
専門家監修による詳細な内容
ハンドブックは、遺跡の調査指導委員会の委員長を務める明治大学の阿部芳郎教授が監修し、北本市教育委員会が編集を担当した。これまでの調査結果を踏まえ、縄文人の日常生活や社会構造を分かりやすく解説している。
具体的な内容としては以下のポイントが含まれている:
- 縄文人が何を食べていたかに関する詳細な食文化の分析
- 土器や石器作りなど、縄文人の高度な技術の紹介
- 遺跡から出土した様々な遺物の写真と解説
- 1500年にわたる縄文ムラの変遷と特徴
シンポジウムでは食文化に焦点
7日に開催されるシンポジウムは「縄文時代の食文化」をテーマに据えている。阿部教授らによる最新の研究報告やパネルディスカッションが行われる予定だ。会場では以下の関連イベントも同時開催される:
- 出土品展:遺跡から発掘された貴重な遺物の展示
- 市民活動パネル展:地域住民による遺跡保存活動の紹介
- ハンドブック先行販売:特別価格での販売と特典付与
シンポジウムは正午に開場し、午後1時から本編が開始される。多くの考古学ファンや地域住民の参加が見込まれている。
ハンドブックの詳細と販売情報
ハンドブックは雄山閣から刊行され、A5判128ページで定価は2420円(税込み)に設定されている。7日のシンポジウム会場では特別価格の1900円(税込み)で販売され、購入者には数量限定でトートバッグとクリアファイルが特典として贈られる。
12日からは一般販売が開始され、以下の場所で購入可能となる:
- 全国の主要書店
- 北本市役所文化財保護課の窓口
- オンライン書店(予定)
北本市教育委員会の担当者は「このハンドブックが、デーノタメ遺跡の価値を広く知ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せている。国指定史跡となったばかりの遺跡について、初めての本格的な解説書として注目を集めそうだ。



