仏教大で研究不正、教員1人を停職処分に 二重投稿論文6本で訓告も5人
仏教大で研究不正、教員1人停職 二重投稿論文で訓告5人

仏教大学で研究不正発覚、教員1人を停職処分に

仏教大学(京都市)は4月2日、学術論文の二重投稿などの研究不正が確認されたとして、保健医療技術学部の教員1人を停職10日の懲戒処分にしたと正式に発表しました。この処分は4月1日付で発効しています。

複数の研究者が関与、訓告処分も5人に

大学によると、不正が認定された論文に関わった同学部の研究者5人も訓告処分となりました。処分対象となったのは、教授1人、准教授3人、講師1人、助教1人の計6人です。具体的に誰が停職処分を受けたのかについては、大学側は個人情報保護を理由に明らかにしていません。

筋肉と体の動きを研究した6本の論文が問題に

学内に設置された調査委員会が不正を認定したのは、筋肉と身体の動きの関連性などを調査した研究論文6本です。これらの論文は2023年から2025年にかけて、国内外の複数の学術雑誌に発表されていました。

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問題となった行為は、ほぼ同一の内容の論文を異なる学術雑誌に重複して投稿する「二重投稿」です。これは研究倫理に反する行為として、学術界では厳しく禁じられています。

論文の取り下げ勧告は今後検討

仏教大学は現在、問題となった論文について学術雑誌への取り下げ勧告を行うかどうかを慎重に検討している段階です。大学関係者は「研究の公正性と透明性を確保するため、適切な対応を取っていく」とコメントしています。

この研究不正問題は、大学の研究倫理教育の在り方や管理体制にも疑問を投げかけることになりそうです。仏教大学では再発防止策の策定を急いでいると伝えられています。

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