海洋調査航海が中止に ホルムズ海峡封鎖で燃料確保困難、研究船の活動に影響
海洋調査中止 ホルムズ海峡封鎖で燃料確保困難

海洋調査航海が中止に ホルムズ海峡封鎖で燃料確保の見通し立たず

ライフ科学海洋研究開発機構は、イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖が続く中、必要な燃料を確保できない恐れがあるとして、4月に予定していた2隻の船による海洋調査航海の中止を決定しました。この影響は5月以降に計画している他の調査にも及び、現時点では見通しが立っていない状況です。

中止となった調査船と計画海域

中止を決めたのは、深海底を調査する潜水艇を搭載する「よこすか」と、海底の地形や海中環境を観測する「新青丸」の2隻です。これらの船は、東北沖や相模湾、南海トラフなど、重要な海洋研究が期待される海域で調査を実施する予定でした。

海洋機構の担当者は、「3月の航海で使用する燃料は何とか確保できましたが、その後の分を確実に調達できる見通しが立っていません」と説明しています。燃料価格の高騰や供給不安が背景にあり、研究活動に深刻な影響を与えています。

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他の研究船への波及効果

4月には、海底資源の分布を調査する研究船「かいめい」の出港計画も予定されています。現時点では、船の性能を確認する試験的な航海は実施できる見込みですが、その後の本格的な調査航海については、燃料の調達状況や価格動向を踏まえて慎重に検討する方針です。

この問題は、海洋研究の進捗に直接的な影響を及ぼす可能性が高く、国際情勢の変化が科学研究に与える影響の大きさを浮き彫りにしています。海洋機構では、代替燃料の検討やスケジュール調整を含め、対応策を模索していますが、当面は不透明な状況が続きそうです。

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