ソフトバンクグループ(SBG)は13日、2026年3月期の連結決算を発表し、純利益が前期比約4.3倍の5兆22億円に達した。同社によると、これは日本企業として過去最高の純利益を更新する記録的な数字となった。
オープンAIの評価額上昇が主因
業績拡大の最大の要因は、傘下の投資ファンドを通じて出資する米新興企業オープンAIの評価額が急上昇したことだ。オープンAIは対話型生成人工知能(AI)「ChatGPT」を開発・運営しており、世界的な生成AIブームの追い風を受けて企業価値が大幅に増加した。
売上高も過去最高更新
売上高は7.7%増の7兆7986億円となり、こちらも過去最高を更新。生成AI技術の急速な普及がSBGの投資先企業の成長を後押しし、グループ全体の収益を押し上げた。
SBGは今後もAI関連投資を積極的に拡大する方針で、特にオープンAIとの連携強化や新たなAIスタートアップへの投資を検討しているとされる。今回の決算は、AI分野におけるSBGの戦略が実を結んだ形となった。
市場関係者からは「SBGの投資戦略が奏功した好例」との声が上がる一方、AIバブルの懸念や投資リスクへの警戒も指摘されている。同社の今後の動向が注目される。



