高専生が開発した発明品や新技術を披露する巡回型展示会「KOSEN PARK」が17日、栃木県宇都宮市で開かれた。この展示会は高専や地方紙で構成する実行委員会が主催し、今回で2回目の開催となる。関東甲信越を中心に全国から11校が参加し、来場者はロボットや超小型人工衛星など、学生たちの革新的な成果に見入っていた。
木更津高専がライン引きロボットを出展
木更津高専(千葉県木更津市)は、運動場に白線を引く「ラインカー」ロボットを出展した。このロボットはプログラミング言語で命令を送ると、直線や円を正確に描くことができる。専攻科2年の平野一輝さん(21)は「現場の先生方の負担を軽減したい」と語り、小中学校のプログラミング教育での教材としての活用も目指している。
群馬高専が超小型衛星の試験機を展示
群馬高専(前橋市)は、4月に打ち上げられた超小型人工衛星「KOSEN-2R」の試験機を展示した。この衛星は8つの高専が共同で開発したもので、海底の地殻変動に関する観測データを衛星経由で収集することを目的としている。関係者によると、次号機の開発もすでに進行中だという。
小山高専が歴代ロボットを実演
小山高専(栃木県小山市)は、「高専ロボコン」に出場した歴代の名物ロボットを解説付きで実演し、来場者も実際に操作体験を楽しんでいた。
次回の「KOSEN PARK」は9月に神戸市で開催される予定だ。



