米国と中国政府は、人工知能(AI)の安全性と倫理に関する新たな国際的な規制枠組みの構築で合意した。両国関係筋が14日、明らかにした。年内にも初の閣僚級会合を開き、具体的なルール作りを開始する。
AI規制の国際枠組み、年内に初会合
米中両政府は、急速に発展するAI技術に対応するため、共同で規制の枠組みを策定することで一致した。この枠組みは、AIの開発と利用における透明性の確保や、差別の防止、プライバシー保護などの原則を盛り込む見通しだ。初会合は年内に開催され、両国の閣僚級が出席する予定。
両国の思惑と今後の課題
米国は、中国のAI技術の台頭を警戒し、国際的なルール作りを通じて主導権を握りたい考えだ。一方、中国は、自国のAI産業の成長を阻害しない範囲での協力を模索している。専門家は、両国の利害対立が調整の難航を招く可能性を指摘する。
今回の合意は、AIの安全性を巡る国際的な議論が活発化する中で、米中が協調姿勢を示したものだ。今後の会合では、軍事利用や監視技術への応用など、より踏み込んだ規制が議論される見通し。



