東京・六本木の国立新美術館で12日、人工知能(AI)と芸術の融合をテーマにした国際展「AIアート・フェスティバル2026」が開幕した。日本を含む30カ国・地域から約200点の作品が出展され、AIが生成した絵画や彫刻、音楽、映像などが展示されている。
AIが生み出す新たな表現
本展の特徴は、AIが単なるツールではなく、創造性の主体として位置づけられている点だ。例えば、来場者がスマートフォンで撮影した写真をAIが解析し、その場で独自のアート作品に変換するインタラクティブな展示が人気を集めている。
日本発の技術と伝統の融合
日本からは、浮世絵のデータベースを学習したAIが生成する浮世絵調の現代アートや、茶道の動作をAIが分析して創作したパフォーマンス作品が出展。伝統文化と先端技術の融合が来場者の関心を集めている。
主催者は「AIは人間の創造性を奪うものではなく、むしろ拡張するものだ」と述べ、AIアートの可能性を強調した。会期は6月30日まで。



