ユニクロは、デンマーク出身のファッションデザイナー、セシリー・バンセンと協業した新たなライン「ユニクロ アンド セシリー バンセン」を22日に発売する。バンセンはコペンハーゲンを拠点に、パリ・ファッションウィークで発表を続ける実力派デザイナーだ。販売を前に13日、東京・有明で朝日新聞のインタビューに応じ、創作に対する姿勢や今回の協業への思いを語った。
日本のデザイナーへの敬意
ディオールやアーデムで経験を積み、2015年に自身のブランドを設立したバンセンは、以前から日本のブランドに敬意を抱いてきたという。なかでも川久保玲によるコムデギャルソン、その傘下で栗原たおが手がけるタオに「特別な女性らしさを感じている」と明かす。
「イッセイミヤケのプリーツプリーズなど日本の優れた洋服はタイムレスで、80年代、90年代のものが今でも着られる。私の服づくりの着想源でもある」と語る。こうした日本デザイナーたちへの思いが、日本を代表する企業であるユニクロとの協業に応じた理由の一つだという。
ブランドの哲学とコラボのこだわり
「セシリー・バンセン」は、ふんわりと立体的、かつ透明感のあるドレスで人気を得た。「動きのなかで、いかに女性らしさを表現し、個性を生かせるかを考えている」といい、そんな思いが伝わる服がブランドの代名詞だ。制作過程で注力したことは、ユニクロの持つ機能性と、自身のデザイン美学を融合させることだった。
「10年先も着てもらえる服を目指した。ユニクロの素材や技術を活用しながら、シンプルでエレガントなシルエットを追求した」とバンセンは強調する。コラボラインでは、ドレスやブラウス、パンツなど、日常使いしやすいアイテムが揃う。
今後の展望
バンセンは今回のコラボを通じて、より多くの人に自身のデザインを届けたいと語る。「ユニクロのグローバルなネットワークを活かし、世界中の女性に私の服を着てもらえる機会を得た。これからもタイムレスな服づくりを続けていきたい」と締めくくった。
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