「鬼滅の刃」劇場版が2作連続400億円超え、世界興収は倍増で記録ずくめの終映
アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」が、国内興行収入402億円、全世界での総興行収入1179億円に達したことが明らかになった。配給元のアニプレックスが4月10日に発表した。国内では4月9日をもって上映を終了した(一部劇場を除く)。
前作に続く快挙、日本映画史上初の世界興収1000億円突破
2020年10月に公開された前作「無限列車編」は、日本映画史上最高の興行収入となる407.5億円(興行通信社調べ)を記録していた。今回の作品はそれに続き、2作連続で400億円の大台に乗せるという快挙を達成した。
さらに、世界興行収入が1000億円を超えたのは、日本映画として初めてのことである。前作の世界興収が約517億円だったことから、倍以上に伸びた計算になる。
国内・海外で圧倒的な観客動員数を記録
アニプレックスによると、日本国内での観客動員数は2745万5968人にのぼる。興収100億円、200億円、300億円の突破スピードも、日本映画史上最速だったという。
海外では157の国と地域で上映され、日本を除く観客動員数は7106万4342人、興行収入は約777億円を記録した(いずれも4月9日時点)。
原作マンガのクライマックスを映画化した三部作の第一章
原作は吾峠呼世晴による人気漫画で、2016年から2020年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた。大正時代の日本を舞台に、人食い鬼に家族を殺された少年が、鬼に変えられた妹を救うため鬼と戦う物語である。
「猗窩座再来」は、原作のクライマックスをアニメ映画化する「無限城編」三部作の第一章という位置づけだった。今回の大ヒットにより、続編への期待も高まっている。
この作品の成功は、単なるアニメ映画の枠を超え、日本のコンテンツ産業全体に大きな影響を与える記録的な成果と言えるだろう。



