天皇陛下「苦難の時期忘れてはならない」 オランダ・ベルギー訪問で戦争の歴史に言及
天皇陛下「苦難の時期忘れてはならない」 オランダ・ベルギー訪問

天皇陛下は11日、オランダとベルギーへの公式訪問を前に皇居で記者会見を行い、両国と日本の関係について「長きにわたる友好の歴史がある一方で、苦難の時期があったことを私たちは忘れてはなりません」と述べ、戦争の歴史に言及しました。

両陛下の日程と訪問の意義

天皇、皇后両陛下は13日からオランダとベルギーを国賓として公式訪問し、26日に帰国する予定です。国際親善のための公式訪問は即位後4度目となります。両国の王室は日本の皇室と長い親交があり、両陛下は即位前から国王夫妻らと交流を深めてきました。

家族ぐるみの交流の思い出

陛下は2006年夏、当時4歳だった長女愛子さまを伴って静養のためオランダを訪れたことに触れ、王室のお子様方も含めて「家族ぐるみでいろいろと楽しい時間を過ごさせていただいた」と語り、ヘット・アウデ・ロー城での思い出を振り返りました。また、英国留学中にベルギーを訪問した際には同い年のフィリップ国王と交流し、その後も国王夫妻の結婚式や陛下の即位の礼など節目で交流を重ねてきたことに感謝の意を示しました。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

戦争の歴史への認識

一方で、第二次世界大戦では両国と敵対関係にあり、特に日本がオランダ領だった現在のインドネシアを占領した際には現地のオランダ人を抑留し、戦後の両国関係に長く影を落としてきました。陛下は「特にオランダでは、今なお当時の痛みを負い続けている人々もおられることに思いをいたしたい」と述べ、歴史認識の重要性を強調しました。

両陛下の訪問は、国際親善と相互理解の促進を目的としており、両国の王室との絆をさらに深める機会となることが期待されています。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ