韓国文化体育観光省は11日、日本の人気漫画を無断で翻訳・公開していた韓国最大級の違法漫画共有サイトの運営者である日本人の男(37)が、日韓犯罪人引き渡し条約に基づき韓国側に引き渡されたと発表した。2002年の同条約締結後、日本人容疑者が韓国に引き渡されるのは初めてのケースとなる。
違法サイトの運営実態
発表によると、男は2015年から2022年にかけて、「スラムダンク」や「名探偵コナン」、「ワンピース」など人気漫画約1400点を違法に掲載し、広告収入などの犯罪収益を得ていた疑いが持たれている。男は元韓国籍で、2022年に日本に帰化していた。韓国政府は外交ルートを通じて日本政府に身柄の引き渡しを要請し、今回の引き渡しが実現した。
サイトの規模と回避手法
サイト側の説明によると、毎日数十万人が閲覧していたという。男は定期的にドメイン(インターネット上の住所)を変更し、強制遮断を回避していたが、今年4月に自主的にサイトを閉鎖していた。
今回の引き渡しは、日韓両国間の著作権侵害に対する協力の強化を示すものとして注目される。韓国政府は今後も違法漫画サイトの取り締まりを継続する方針だ。



