埼玉・日高で「渡来人の里フォーラム」、漫画家・里中満智子さんが講演
埼玉・日高で「渡来人の里フォーラム」、里中満智子さん講演

埼玉・日高で「渡来人の里フォーラム」、里中満智子さんが講演

埼玉県日高市を中心とする地域に、朝鮮半島の高句麗からの渡来人が移り住んだ歴史にちなんだ「第22回 渡来人の里フォーラム」が、6月21日に同市文化体育館で開催される。このフォーラムでは、武蔵国高麗郡の発展に貢献した高麗福信(709~89年)に焦点を当て、同時代を舞台にした作品を手がける漫画家の里中満智子さん(78)による講演会やトークセッションが行われる。

高麗福信の功績と里中満智子さんの作品

高麗福信は高句麗出身の渡来3世であり、奈良時代に朝廷の高級官僚である従三位まで昇進した人物である。武蔵守を3度務め、東山道に属していた武蔵国を東海道に移管し、都からの情報伝達の利便性を向上させた功績が知られている。里中満智子さんは、福信が仕えた天皇ファミリーを描いた作品「女帝の手記」を発表している。フォーラムを市と共催する有志団体「高麗1300」は、2016年の高麗郡建郡1300年の節目に続き、今回2度目となる里中さんの登壇を依頼した。

講演会の詳細

講演会のタイトルは「歴史上の人物に命を吹き込む『物語の力』」。里中さんは「福信様は天皇のそばで激動の時代を生き抜いた。まだ語られていない物語を一緒に想像してみたい」とコメントを寄せている。フォーラムは21日午後1時から3時20分まで。冒頭に谷ケ崎照雄市長のあいさつがあり、続いて里中さんの講演が行われる。入場は無料で、先着800人。問い合わせは市産業振興課(042-989-2111、代表)へ。

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