保土谷化学工業と東北大、機能性有機材料の共同研究所を開設
保土谷化学工業(東京都)と東北大学は、大学内に「モノづくりで持続可能な社会に貢献する共創研究所」を設置した。この研究所では、半導体など幅広い分野で利用される「機能性有機材料」に関する共同研究開発を実施し、社会実装の加速と人材育成を目指す。
両者は11日に発表。社員や教員らが参画し、研究開発を推進する。大学院生や大学生も研究に加わることを想定しており、保土谷化学工業の青木良和筑波研究所長が特任教授を務め、運営総括責任者となる。
具体的な研究テーマとして、有機ELの耐久性向上や、微量な有害物質を検出する色素の開発などが想定されている。
運営支援責任者を務める東北大の岡弘樹准教授は、社会実装の段階では郡山工場との連携も見込まれると説明。「学生も研究に参画することで接点が生まれ、地元関連企業への就職を考える機会となる。人口流出防止にも貢献したい」と述べた。



