静岡で中晩柑の品評会が開催 不知火やスルガエレガントなど42点が出品
静岡市内で収穫された中晩柑の品質向上と栽培技術の進歩を目的とした品評会が、静岡市葵区のJA静岡市あさはた支店で開催されました。中晩柑とは、1月から5月頃に収穫される温州ミカン以外のかんきつ類を指します。
3品種42点が出品 審査員が厳正に評価
今回の品評会では、静岡市発祥の甘夏品種である「スルガエレガント」をはじめ、「不知火」、「はるみ」の3品種から合計42点が出品されました。審査員は果実の大きさや形状、色つやといった外観的特徴に加え、肉質や糖度などの内質を詳細に調査しました。
その結果、市長賞や静岡経済連理事長賞を含む14点が入賞作品として選ばれました。審査を担当したJA静岡経済連中部みかん園芸課の北山拓也さん(36歳)は、「出品されたかんきつ類は色が濃く、大きさも揃っており、出来栄えが非常に良かった」と評価しています。
スルガエレガントが最多入賞 3月から販売開始
最多となる10点の入賞を果たしたスルガエレガントは、甘夏と文旦を掛け合わせて開発された品種です。その特徴として、高い糖度とまろやかな香りが挙げられます。JAの発表によると、今年度は3月1日から販売を開始し、3月末までに約130トンの出荷を計画しているとのことです。
この品評会は、静岡地域のかんきつ類生産者の技術向上と品質維持に寄与する重要なイベントとして位置づけられています。出品された果実の高い品質は、生産者の日々の努力と地域の農業技術の高さを如実に示す結果となりました。



