つくば「食と農の科学館」が30年ぶり大規模リニューアル、AIやドローンで農業体験を革新
食と農の科学館が30年ぶりリニューアル、AIで農業体験 (10.03.2026)

つくば「食と農の科学館」が30年ぶりの大規模リニューアルで新装オープン

茨城県つくば市にある「食と農の科学館」が3月10日、大規模な改装を終えてリニューアルオープンしました。この施設は農業・食品産業技術総合研究機構の研究成果を紹介する展示館として1995年に開業し、これまでに延べ46万人が訪れています。今回の改装は約30年ぶりの大規模なもので、最新技術を駆使した体験型展示が大幅に強化されました。

臨場感あふれる農業体験で魅力を伝える

新装オープンした科学館の最大の特徴は、幅広い年代の来館者が農作業を臨場的に体験できる仕組みです。3面の大型スクリーンを備えたミニシアターでは、迫力ある映像を通じて農業の現場を体感できます。さらに、イネの害虫を見つけるミニゲームなど、遊びながら学べるコンテンツを新たに設置しました。

展示物も充実させ、リンゴの収穫に使用される実際の農機具やドローンの実機を配置。特に注目されるのは、人工知能(AI)を活用した農作業効率化の新システムで、来館者はゲーム感覚で最先端の農業技術を学ぶことができます。

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農業への関心喚起と人材確保を目指す

施設担当者は「この科学館が、多くの人々に農業に関心を寄せるきっかけになればと願っています」と語りました。農業従事者や研究者の人材確保につなげたいという意図も明確で、体験型展示を通じて農業の魅力と重要性を広く伝えることを目指しています。

つくば市は研究学園都市として知られ、農業技術の研究開発が盛んな地域です。今回のリニューアルは、そうした地域の特性を活かし、科学と農業を結びつけた教育・啓発施設としての役割をさらに強化するものとなっています。

改装後も引き続き、家族連れから学生、研究者まで多様な来館者を受け入れ、農業と食の未来を考える場として機能することが期待されています。

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