鹿児島県の荒茶生産量が3万トンで2年連続日本一、全国シェア44%を占める
鹿児島県の荒茶生産量が2年連続日本一、全国シェア44%

鹿児島県の荒茶生産量が3万トンで2年連続日本一に、全国シェア44%を占める

鹿児島県の2025年の荒茶生産量は3万トンに達し、前年比11%増加して、2年連続で日本一となったことが農林水産省の作物統計調査で明らかになった。この結果は、同省が20日に公表したデータに基づいており、国内の荒茶生産量全体も前年比2%増の6万8000トンと、4年ぶりに増加傾向を示している。

県別シェアで鹿児島が44%、静岡が35%で続く

県別の占有率を見ると、鹿児島県が44%と圧倒的なシェアを占め、2位の静岡県は2万4100トン(前年比7%減)で35%、3位の三重県が7%などとなった。鹿児島県の生産量増加の背景には、6月から10月にかけて適度な降雨に恵まれたことや、お茶の価格高騰を受けて茶農家が摘採回数を増やしたことが挙げられている。

鹿児島県は2024年に記録が残る1959年以降で初めて首位に立ち、今回の結果でその地位を確固たるものにした。県は販路拡大に力を入れており、新年度一般会計当初予算案では、生産者や茶商らによる検討会を設置し、「かごしま茶振興ビジョン(仮称)」を策定する事業費などを盛り込んでいる。

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知事や業界関係者が誇りとさらなる向上を表明

塩田知事はこの成果について、「大変うれしく誇りに思う。かごしま茶の販路拡大や認知度向上への取り組みを支援してまいる」とコメントし、県の積極的な後押しを強調した。また、県茶業会議所の柚木弘文会頭も、「生産者が品質向上に真摯に取り組んでこられた成果である。今後もかごしま茶のブランド価値向上に努める」と述べ、業界全体の努力を称えた。

この生産量の伸びは、国内茶業界において鹿児島県の存在感を一層高めるものとなっており、今後の市場動向や政策支援が注目される。

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