板橋区高島平団地再開発で旧高島第七小学校解体へ 住民説明会は夏開催
高島平団地再開発 旧高島第七小学校解体へ 住民説明会夏開催

東京都板橋区の高島平団地再開発計画を巡り、板橋区は17日の区議会都市建設委員会において、建設予定地に建つ旧高島第七小学校(旧高七小)の解体工事に関する住民向け説明会を今夏に開催する方針を明らかにしました。この決定は、団地住民らで構成される「住民参加のまちづくりを考える会@高島平」のメンバー3人が提出した陳情の審議の中で示されました。

住民陳情は不採択に 区は説明会開催を約束

陳情では、重機の搬入・搬出経路や歩行者の安全対策、解体時の騒音・振動・粉じん防止策など計8項目について、住民との意見交換を含む対話型説明会の早期開催を要望。しかし、委員会での採決では、委員長を除く8人の委員のうち賛成3と少数となり、不採択となりました。

それにもかかわらず、板橋区側は今後のスケジュールを説明。「4月以降に入札を実施し、6月の区議会で解体工事契約の議決後、施工計画を策定して夏頃に解体工事業者と共に説明会を開催する予定」と述べ、住民との対話に前向きな姿勢を示しました。

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解体工事の詳細と課題

委員会では、陳情の8項目について質疑応答が行われ、以下の点が明らかになりました。

  • 解体時期: 2026年度から2027年度にかけての2年間を予定。
  • 事業者選定: 4月以降に入札し、6月区議会で契約議決。
  • 敷地管理: 旧高七小に加え、東隣の高島平健康福祉センターも2027年度に解体。解体後の敷地は、区が管理した後、都市再生機構(UR)が借地して建設を進める。
  • 費用負担: 区の施設である旧高七小の解体は区が負担。

安全・環境対策への取り組み

区側は、住民の懸念事項に対し、具体的な対策を説明しました。

  1. 重機経路: 工事業者と協議し、車両動線や交通誘導員の配置を決定。旧高七小南側・西側の区道を使用し、北側の区道も一部活用。
  2. 歩行者安全: 交通誘導員を適切に配置し、安全確保に努める。
  3. 環境影響: 騒音・振動については法令順守。アスベストは過去調査でレベル1はないが、レベル2・3が確認されているため、法令に基づき適切処理。

また、URとの等価交換については、URの33街区敷地の移転完了後に契約する方針で、時期は未定としています。借地料は鑑定結果を踏まえ協議で決定される見込みです。

高島平団地の再開発は、賃貸タワーマンションの建て替えを中心に進められており、旧高七小の解体はその重要な一環。住民説明会の開催により、地域の理解促進と円滑な工事実施が期待されます。板橋区は、住民の声を聞きながら、再開発プロセスを慎重に進めていく姿勢を強調しています。

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