鳥取駅周辺再整備計画の新イメージ図が公開、砂丘をモチーフとした大屋根や複合施設で利便性向上を目指す
鳥取市は、JR鳥取駅周辺再整備計画の新たなイメージ図を公開しました。この図は2026年1月16日時点のもので、鉄道と駅前バスターミナルの利便性向上や、鳥取砂丘をモチーフとした大屋根の設置などを具体的に示しています。市はこのイメージ図を基に関係機関と協議を重ね、パブリックコメントを実施するなどして、今年中の計画策定を進めていく方針です。
計画の背景とこれまでの経緯
鳥取市は2023年8月に、国や大学、金融機関などと共に「鳥取駅周辺リ・デザイン会議」を発足させました。その後、2024年6月には再生基本計画を策定し、県とJR西日本、鳥取商工会議所との四者連携協議会を設置して検討を進めてきました。
昨年夏にはレイアウト案が提示され、西側にあるバスターミナルの東側への移設や、北口に複合施設を配置するなどの案が公表されていました。今回公開されたイメージ図は、「駅北側の俯瞰」「北口広場」「駅南側の俯瞰」など4種類で構成されています。
新イメージ図の具体的な内容
計画の基本概念は、公共交通の利便性向上と、市民や観光客が快適に行動できる「人が中心の空間確保」に置かれています。駅北側の図には複合施設が示されており、日常的なマルシェや大規模イベントにも対応できる広い空間が想定されています。また、商店街や久松山へのつながりにも配慮がなされています。
駅南側では、既存の遊歩道を生かし、水辺環境を感じられる場所を計画しています。さらに、駅の南北入り口には、鳥取砂丘をモチーフにした茶色の大屋根が描かれており、この大屋根は駅と複合施設をつなぐ役割を果たします。
今後のスケジュールと市長のコメント
鳥取市は今後、鳥取駅周辺リ・デザイン会議などで審議を重ね、来月中に計画の素案作成を目指すとしています。深沢義彦市長は、「50年、100年先も見据え、ワクワクするような空間に変えていくため、市民や関係者らと総力を挙げて計画を進めていきたい」と意気込みを語っています。
この再整備計画は、鳥取駅周辺の活性化と地域経済の発展に大きく寄与することが期待されており、多くの注目を集めています。市は関係機関との連携を強化し、スムーズな計画推進を図っていく方針です。



