伊東市が2026年度当初予算案を発表、一般会計は過去最大の326億円
静岡県伊東市は2月10日、2026年度当初予算案を公表しました。一般会計は前年度比で増加し、326億円と過去最大規模となりました。この予算案は、子育て支援や防災対策、まちづくりの強化を重点項目として掲げており、市民生活の向上を目指す内容となっています。
子育て支援に積極投資、負担軽減策を拡充
子育て支援に関しては、新規事業として0歳から2歳までの保育料無償化を実施するため、約1700万円を計上しました。さらに、3歳未満の子どもがいる世帯に対して、粉ミルクなどの育児用品を補助する事業に約4400万円を盛り込みました。また、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、市内の小中学校における給食費無償化を継続し、これに約2億2千万円を見込んでいます。
防災対策を強化、災害時対応システムを導入
防災対策では、災害発生時に迅速な情報伝達を可能とする同報無線操作卓などの設備に約9900万円を充てます。加えて、災害発生後に被災者の住家被害認定調査業務などを支援するシステムの導入に、約880万円を計上しました。これらの施策により、市民の安全確保と災害復旧の効率化を図ります。
まちづくり推進で地域活性化を目指す
まちづくり分野では、伊東駅周辺地区の再整備を進めるため、用地買収費や移転補償費などの増額分として約1億5千万円を盛り込みました。また、県のエリア価値向上支援事業費補助金を活用し、空き店舗をリノベーションする事業への補助に1千万円を投じる計画です。これにより、地域経済の活性化と観光振興を促進します。
杉本市長が「前に進める予算案」と強調
昨年12月に就任した杉本憲也市長は、この予算案について「市の魅力を最大限に生かし、全ての世代が幸せに暮らせるよう『前に進める予算案』とした」と力を込めて説明しました。市民の声を反映し、持続可能な発展を目指す姿勢を示しています。