館林市がショートドラマで地域の魅力を発信 3月6日から配信開始
群馬県館林市は、市の魅力を広く伝えるためのショートドラマ「はい、館林市役所です。」の制作を進めている。この作品は、市内の多々良沼で「カッパが目撃された」という情報が市役所に寄せられたことをきっかけに、さまざまな出来事が繰り広げられるコメディータッチの物語となっている。
地元ゆかりのキャストが集結 撮影は昨年12月に実施
主演の市職員役には、俳優でミュージシャンの古舘佑太郎さんが起用された。古舘さんは幼少期に父親に連れられて毎年のように館林市を訪れていた経験があり、地元との深い縁がある。もう一人の市職員役には、群馬県に祖父母の実家を持つ女優・モデルの岡本夏美さんが配役された。
さらに、同僚役として邑楽町と大泉町出身のキャストも加わり、館林市周辺地域にゆかりのあるメンバーがそろった。撮影は昨年12月の3日間にわたり、市役所や多々良沼、茂林寺など市内各所で実施され、市職員や市民約60人がエキストラとして協力した。
制作予算300万円 12分間の作品に編集
制作予算は約300万円で、ショートドラマは約12分間に編集される予定だ。市秘書課シティプロモーション係のインスタグラムでは事前告知が行われており、視聴ターゲットは10代から40代を想定している。
市関係者は「『館林愛』『群馬愛』が詰め込まれた作品で、『郷土愛』にもつなげたい」と意気込みを語る。作品は編集作業を経て、3月6日午後5時からYouTubeの「館林市公式動画チャンネル」で公開される。
渋川市の成功事例を参考に 年間100万回再生を目標
館林市が目標とするのは、2023年3月に「渋川市公式チャンネル」で公開されたショートドラマだ。俳優の渋川清彦さんがタクシー運転手役で登場し、伊香保温泉や水沢うどんを紹介するこの作品は、これまでに54万回以上の再生回数を記録している。
館林市はこれを上回る年間再生回数100万回を目標に掲げており、県内自治体間でショートドラマの出来栄えを競う動きが活発化しそうだ。地域の魅力を効果的に発信する新たな手法として、注目が集まっている。
