あさぎり町のRPGアプリ「あさぎりクエスト」がダウンロード1万件を突破、地域活性化に大きな役割を果たす
熊本県あさぎり町を舞台にしたスマートフォン用ロールプレイングゲーム(RPG)アプリ「あさぎりクエスト~霧の里の秘宝~」のダウンロード数が、1万件を突破しました。このアプリは、実在する町内の名所を訪れることでアイテムを獲得できる仕組みが話題を呼び、実際に町を訪れるプレーヤーも増加。地域の活性化に一役買っています。町はさらなる集客を図るため、今月20日までスタンプラリーなどのキャンペーンを実施しています。
アプリの企画とゲーム内容
アプリは、定期的に地域を訪れる「関係人口」の増加を目的に、町商工観光課の遠山優矢さん(38歳)が企画しました。ゲーム制作会社に依頼し、昨年2月28日に米アップルとグーグルのアプリストアで公開されました。ゲームの設定は、くま川鉄道(人吉市)に乗っていた少年・健太が400年前の世界に迷い込むというもの。プレーヤーは、1年前から立ちこめる原因不明の濃霧の謎を解き、現代に戻るために仲間と魔物を倒していきます。スマホのGPS機能を活用し、文化庁の「日本遺産」に認定されている勝福寺や谷水薬師堂など町内の8か所を実際に訪れることで、特別なアイテムを手に入れることができます。
ダウンロード数の推移とPR活動
町によると、公開から1か月でダウンロード数は6000件を超えました。その後も、昨年9月の東京ゲームショウへの出展や、ユーチューバーとの協力による動画作成など、積極的なPR活動を継続。地元の小学生向けには、ゲームをしながら登場する舞台を訪れるツアーも実施し、昨年12月に1万ダウンロードを達成しました。現地を訪れてGPS機能を使用したプレーヤーは、昨年12月までに延べ1685人に上り、観光客の誘致にも貢献しています。
今後の展望とキャンペーン詳細
ゲームをクリアしたプレーヤーからは、次のストーリー制作を求める声も多く、町は今後のバージョンアップを検討しています。遠山さんは「ぜひ町に来てあさぎりクエストをプレーしてほしい。キャラクターの人気が高まり、町のシンボルのような存在になれば」と期待を寄せています。
現在実施中のキャンペーンでは、町内8か所を巡るスタンプラリーが行われています。おかどめ幸福駅または町ヘルシーランドに台紙を持ち込むと、集めたスタンプの数に応じて特製のクリアファイルやシールがもらえます。8か所全てを巡った人には、抽選で5人に町の特産品セットが贈られます。また、SNS上でもキャンペーンを実施。X(旧ツイッター)やインスタグラムでアプリの公式アカウントをフォローし、町内の風景やグルメの写真にハッシュタグ「#あさクエ10000」をつけて投稿すると、同じく抽選で5人に特産品セットが当たります。問い合わせは企画運営のくま川鉄道(0966・23・5011)へ。



