NHK朝ドラ「風、薫る」で奥会津博物館がロケ地に、住民がエキストラで明治時代の農村を再現
朝ドラ「風、薫る」で奥会津博物館がロケ地、住民がエキストラ参加

NHK朝ドラ「風、薫る」で奥会津博物館がロケ地に採用、地域住民がエキストラとして活躍

現在放映中のNHK連続テレビ小説「風、薫る」において、福島県南会津町にある奥会津博物館が重要なロケ地として採用されました。同博物館の敷地内に位置する町重要有形民俗文化財「染屋」は、主人公の生家としてドラマ内で描かれており、その歴史的な価値が注目を集めています。博物館関係者は、この放送をきっかけに多くの人々が実際に足を運び、文化財を肌で感じてほしいと呼びかけています。

明治時代の看護学をモチーフにしたダブルヒロインの物語

ドラマ「風、薫る」は、明治時代に近代看護学を学んだ実在の二人の女性をモチーフにしています。ダブルヒロインの設定で、一ノ瀬りん役を俳優の見上愛さんが、大家直美役を上坂樹里さんが演じており、物語は彼女たちの成長と挑戦を描いています。かやぶき屋根の古民家「染屋」は、栃木県那須地域で育った一ノ瀬りんの生家として使用され、その伝統的な建築様式がドラマの世界観を豊かに彩っています。

地域住民7人がエキストラとして参加、農村の様子を忠実に再現

昨年9月の2日間にわたって行われたロケでは、見上愛さんや母親役の水野美紀さん、幼なじみ役の小林虎之介さんら主要俳優陣に加え、書類審査を通過した南会津町古今地区の住民7人がエキストラとして参加しました。彼らは当時の農村の日常生活を再現し、ドラマのリアリティを高める役割を果たしました。この取り組みは、地域コミュニティの協力によって実現し、地元の歴史と文化を後世に伝える貴重な機会となりました。

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博物館の姿勢が評価され、文化財の魅力を発信

奥会津博物館の文化財専門員である渡部康人さんは、博物館の先人たちが「当時の暮らしを後世に忠実に残す」という姿勢を貫いてきたことが、NHK関係者に響いたと語っています。渡部さんは、ドラマを通じて「染屋」や他の文化財に興味を持った視聴者が、実際に博物館を訪れて歴史を体感してほしいと期待を寄せています。奥会津博物館での撮影部分は、今月中に何度か放映される予定であり、その度に地域の魅力が全国に発信される見込みです。

このロケ地採用は、テレビドラマと地域文化財の連携による相乗効果を生み出しており、観光促進や文化遺産の保存意識の向上に貢献することが期待されています。南会津町では、今後もこうした取り組みを通じて、地元の歴史的資源を活かした地域活性化を推進していく方針です。

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