鳥取県とポケモン「サンド」のコラボ深化、新フェアやSNS連動で観光活性化
鳥取県とポケモン「サンド」のコラボ深化、観光活性化

鳥取県とポケモン「サンド」のコラボが新たな段階へ

砂地を好むポケモン「サンド」と鳥取県の連携が、さらなる深化を遂げている。今月から始まった新フェアでは、連携商品が拡充され、SNSと連動したキャンペーンも展開。鳥取の観光面で、確固たる存在感を高めている。

フェア初日から売り上げが2倍以上に

フェアが始まった1日、鳥取市末広温泉町の市ふるさと物産館では、「とっとりサンドフェア第2弾!」として、サンドがデザインされた商品を求める多くの客で賑わった。前回の20品から、今回は「サンド」の語感に引っかけた31品に増え、買い物かごに商品を次々と入れる姿が見られた。

同館によると、コラボ商品の売り上げは、フェア1回目初日の約7万5000円から、1日は約16万4000円と2倍以上に増加。高松市の会社員女性(30)は、「サンドをきっかけに鳥取に何度も訪れ、落ち着いた街並みや特産品の魅力を知ることができた」と話した。

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オープニングセレモニーと地域連携の背景

オープンの式典には、サンドの着ぐるみや平井知事、ポケモン社の関係者らが出席。鳥取県は2018年12月、サンドを県の魅力をPRする「とっとりふるさと大使」に任命し、ポケモン社の「ポケモンローカルActs」の取り組みを通じて、因州和紙のしおりや大山乳業の牛乳を使ったスティックケーキなど、県産品のパッケージにサンドをあしらった商品を販売してきた。

この取り組みは、ポケモン社が無償で各県の「推しポケモン」を通じて地域の魅力を発信するもので、現在12道県で実施されている。

SNSキャンペーンと常設展示でさらなる広がり

3月下旬からは、大阪・関西万博の鳥取ゾーンの砂を活用し、アイエム電子鳥取砂丘こどもの国でサンドの砂オブジェ(高さ約1.5メートル、横約2メートル)を常設展示する予定だ。また、鳥取砂丘ビジターセンターでは31日まで、約1.5メートルのサンドのパネルや県内各地の観光名所に設置された「ポケふた」のレプリカなど、約10点のグッズを展示している。

SNSとも連動し、InstagramやTikTokに「#鳥取サンドみ」を添え、「三度見」や「三度味」したくなる観光地や風景、グルメを投稿すると、1万円相当の商品が当たるキャンペーンも実施中。県の担当者は、「遠方から訪れるポケモンファンのパワーに感心している。鳥取らしい要素を加えてバージョンアップした企画を用意したので、2度サンドと来てほしい」と期待を込めた。

観光活性化への期待と今後の展望

このコラボは、単なる商品販売にとどまらず、鳥取県の観光振興や地域経済の活性化に寄与している。砂丘を象徴するサンドを活用した取り組みは、国内外のファンを惹きつけ、持続可能な観光基盤の構築につながることが期待される。今後も、新たなイベントや商品展開を通じて、さらなる深化が予想される。

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