篠島中修学旅行で特産品販売、島の魅力を全力PR 夢の国満喫後も奮闘
篠島中修学旅行で特産品販売、島の魅力を全力PR

愛知県南知多町の篠島中学校で、3年生16人が修学旅行中に千葉県浦安市のJR新浦安駅で島の特産品を販売し、島の魅力を全力でアピールした。21日朝、改札前の通路に威勢の良い声が響き渡った。

夢の国から即席市場へ

前日は駅近くのテーマパーク「夢の国」を満喫した生徒たち。翌朝には即席の市場を開き、島特産のシラスと茎ワカメのつくだ煮、味付けのりなど約100品をパイプ机に並べた。この取り組みは昨年、島の魅力を外から再発見しようと始まった。

生徒たちの奮闘

販売担当の藤田絢さん(15)は、本来は人見知りだが「下手な商売はできない」と奮い立った。ふぐだし塩に興味を持った会社員男性に「開けた瞬間、フグのにおいがしますよ」と声をかけ、商品を用意してくれた島の漁師や場所を提供してくれた浦安市の人々の厚意に応えた。

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呼び込み担当の上野廉さん(14)は父親がシラス漁師で「自信を持って売れる」と語る。最初は仲間と固まってチラシを配ったが、思い立って散り散りに行動し、合計130枚を配り切った。

完売の喜び

開店から2時間、最後の1品が売れると、生徒たちは「ありがとうございます」と声を弾ませ、周囲から温かい拍手が送られた。全ての商品が完売し、生徒たちは笑顔で拍手に応えた。

また、道行く人から「篠島はどこにあるのか」と問われると、生徒たちは笑顔で丁寧に答え、島の魅力を伝えていた。

島への愛着

藤田さんは「島に来て、景色に感動してほしい」と語る。毎朝5時に起き、長期休みには浜辺を散歩する。空気の澄んだ冬には、富士山を遠目に朝日が昇り、空を紺色とだいだい色のグラデーションで染める瞬間が絶景で、独り占めするのはもったいないと感じている。

この修学旅行の取り組みは、生徒たちにとって島の魅力を再確認し、外の世界に発信する貴重な機会となった。

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