20日に審査結果が発表された全国新酒鑑評会で、福島県中通りや県南地域から複数の酒蔵が金賞を受賞した。各蔵の関係者は受賞の喜びを語り、さらなる酒造りへの決意を新たにしている。
有賀醸造(白河市)「世界で楽しめる日本酒を」
有賀醸造は3年ぶり3度目の金賞受賞を果たした。昨年10月に新蔵を建設し、初めて臨んだ全国新酒鑑評会での受賞に、社長の有賀裕二郎さん(42)は「このような賞をいただけて本当にうれしい」と喜びを語った。新蔵では設備環境が一新され、より高品質な日本酒の製造が可能になったという。有賀さんは「高品質な日本酒を製造できることが証明できた」と手応えを感じている。今後は世界に向けて福島の日本酒を発信していきたいと意気込む。
笹の川酒造(郡山市)2年連続金賞
笹の川酒造は、2年連続で金賞を受賞した。代表の山口哲蔵さんと敏子さんは、「昨年に続き今年も受賞できて大変光栄です。伝統の技を守りつつ、新しい挑戦も続けていきたい」と喜びを語った。同酒造は長年培った技術と地元の良質な米を活かした酒造りが評価されている。
千駒酒造(白河市)「県内金賞受賞数日本一に貢献」
千駒酒造の菊地さん(前列中央)は、「福島県の金賞受賞数日本一に貢献できてうれしい」と笑顔を見せた。同酒造は今回の受賞で、県内の酒蔵全体の金賞受賞数を押し上げる一助となった。菊地さんは「今後も品質向上に努め、福島の日本酒の魅力を広めたい」と抱負を述べた。
松崎酒造(棚倉町)3年連続13回目の金賞
松崎酒造の松崎さんは、3年連続13回目となる金賞受賞に胸を張る。「長年培ってきた技術と、蔵人たちの努力が実を結んだ。これからも伝統を守りながら、新しい酒質にも挑戦していく」と語った。同酒造は安定した高品質な酒造りで定評がある。
豊国酒造(南会津町)新蔵で金賞
豊国酒造の矢内さんは、新たな蔵で仕込んだ酒が金賞となり、手応えを感じている。「新蔵での初めての鑑評会で金賞をいただけて、自信になりました。これからも地元の素材を活かした酒造りを続けていきます」と語った。同酒造は新しい設備を活かし、さらに品質向上を目指す。
今回の鑑評会では、福島県全体で多くの金賞受賞が出ており、県内の日本酒のレベルの高さが改めて示された。各蔵は受賞を励みに、今後も日本酒文化の発展に貢献していく。



