奈良・キトラ古墳の天文図公開中、世界遺産候補で見学無料・予約制
奈良・キトラ古墳の天文図公開、世界遺産候補で無料

奈良県明日香村にある国宝・キトラ古墳の壁画のうち、本格的な中国式星図としては世界最古とされる天文図が、近くの施設で一般公開されています。公開期間は6月21日までです。

キトラ古墳と天文図

キトラ古墳は7世紀末から8世紀初めに築かれたとされ、石室の天井には天文図が、東西南北の壁には青龍や白虎などの四神が描かれています。この天文図は、中国の星宿を基にした精密な星図であり、当時の天文学の高さを示す貴重な資料です。

世界遺産登録を目指す

キトラ古墳は、7月に世界文化遺産登録を目指す考古学的遺産「飛鳥・藤原の宮都」の構成資産の一つです。同遺産は、飛鳥時代から藤原京にかけての宮都や関連遺跡を含み、日本の古代国家形成を物語る重要な資産とされています。

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公開情報

公開場所は「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」で、見学は無料です。ただし、事前予約制となっており、定員に空きがある日は二次募集も行われています。館内では、天文図の描き方を解説したパネルや、高松塚古墳の石室との比較展示も行われており、壁画の魅力をより深く理解できます。

申し込み方法

応募は文化庁の事務局ホームページまたは電話(06-6281-3060)で受け付けています。文化庁の担当者は、「古代の人々も星に自分の運命を重ね、祈っていた。今の人々と同じ気持ちで空を見上げていたことを感じてほしい」と話しています。

キトラ古墳の天文図は、古代人の宇宙観や信仰を現代に伝える貴重な文化遺産です。この機会にぜひご覧ください。

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