東京都が、江戸の歴史と文化を発信する「Edo Tokyoキャンペーン」を12日から開始した。世界遺産登録を目指し、春夏秋冬の年4回、テーマを定めて各種行事と連携しながら一体的に情報発信する。江戸の歴史と文化の価値を国内外に広く知ってもらう狙いだ。
初回テーマは「春の祭り」
初回は14日までの期間で、テーマは「祭り」。江戸城で将軍に披露された「天下祭」の一つ、日枝神社(千代田区)の山王祭に合わせ、皇居や両国駅(墨田区)の周辺など計13か所でイベントを実施する。日枝神社の山王祭では、都心を練り歩く象の山車が披露された。
丸ビルで江戸型山車を展示
丸ビル(千代田区)では期間中、江戸末期の山王祭で使われた江戸型山車「静御前」を展示し、おはやしの演奏も行われる。また、新装開館した江戸東京博物館(墨田区)では、神楽や踊りなどの郷土芸能を楽しむことができる。
開始式典で園児が体験
開始式典は丸ビルで開かれ、近くの保育園児たちが紙を切り抜いて模様を作る「紋切り」やおはやしを体験。小池百合子都知事は「各地を巡って、地域の思いに彩られた魅力を堪能してほしい。江戸文化を盛り上げましょう」とあいさつした。
今後の展開
同キャンペーンは今後、「夏」の隅田川花火大会、「秋」の東京文化財ウィーク、「冬」の江戸東京伝統芸能祭などに合わせて実施される予定。



