北陸発「日本こども歌舞伎まつり」27年の歴史に幕 小松市で最後の勧進帳
北陸発「日本こども歌舞伎まつり」27年の歴史に幕

石川県小松市の小中学生らが地元・安宅の関を舞台とした歌舞伎十八番「勧進帳」を上演する「日本こども歌舞伎まつりin小松」(北陸中日新聞後援)が6日、県小松市團十郎芸術劇場うららでの公演をもって、27年の歴史に幕を閉じました。「歌舞伎のまち小松」を代表するこのイベントは、弁慶、富樫、義経役の子ども役者たちによる気迫あふれる演技で、有終の美を飾りました。

大千秋楽の熱演

大千秋楽では、小松市の子ども役者たちが「勧進帳」を熱演しました。1999年(平成11年)に始まったこの歌舞伎まつりは、地元の子どもたちが中心となり、市川團十郎家の代表的な演目である勧進帳を演じ続けてきました。全国からゲスト出演する子ども歌舞伎との共演も見どころでしたが、近年は集客力の低下や少子化などの課題があり、市は終了を決定しました。

満員の観客と感動のフィナーレ

5日の初日に続き、約750ある客席すべてが埋まる大入りとなりました。勧進帳の最後の場面では、花道に一人残った弁慶が飛び六方で舞台を勢いよく退くと、大きな拍手が湧き起こりました。最後は出演者と観客全員で手締めを行い、大千秋楽を打ち上げました。

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浜松市中央区の公務員、戸田剛さん(52)は「子どもたちの練習の成果が出ていて、最後は泣きそうになりました。『歌舞伎のまち』を体現した素晴らしいイベントでした」と語りました。

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