京都・美山町で伝統の「茅葺き屋根」葺き替え作業が本格化
京都・美山町で茅葺き屋根の葺き替え本格化

京都府南丹市美山町の重要伝統的建造物群保存地区で、茅葺き屋根の葺き替え作業が本格化している。この地区には、江戸時代から明治時代にかけて建てられた茅葺き民家が約50棟残り、そのうちの1棟で、老朽化した屋根の葺き替えが行われている。

伝統技法を駆使した葺き替え作業

作業は地元の茅葺き職人ら約10人が担当。約2週間かけて、厚さ約30センチの茅を丁寧に重ねていく。使用する茅は、近隣の山で刈り取ったススキで、乾燥させた後に束ねて使用する。職人たちは、茅を一枚一枚手で敷き詰め、竹釘で固定する伝統的な技法を守っている。

保存地区の維持への課題

美山町では、茅葺き屋根の維持が年々難しくなっている。茅の調達や職人の高齢化が課題で、今回の葺き替えも、国の補助金を活用して実施されている。保存会の担当者は「この伝統を未来に残すため、後継者育成にも力を入れたい」と話している。

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茅葺き屋根は、夏は涼しく冬は暖かいという優れた断熱性を持ち、美しい景観を形成している。観光客からも人気で、作業の様子を見学に訪れる人も多い。

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