藍粉成し作業が始まる
徳島県上板町の佐藤阿波藍製造所で、藍染めの染料「すくも」の原料となる藍の葉を刻んで乾燥させる「藍粉成し」作業が11日から始まった。この作業は、藍の収穫から染料製造までの重要な工程の一つである。
収穫から選別まで
職人10人が、10日夕方に収穫した2トントラック2台分の「一番刈り」の藍を専用の機械で数センチの大きさに刻み、送風機を使って葉と茎を選別した。選別された葉は、天日干しで乾燥させるために熊手やほうきで薄く広げられる。乾燥が進むと、葉の色は徐々に緑色から藍色に変化していくという。
高品質な染料を目指して
同製造所の佐藤好昭さん(62)は、「今年の葉は大きくて厚く、とてもいい状態。よく染まる質の高い染料に仕上げたい」と意気込みを語った。作業は9月末頃まで続き、9月からは葉を発酵させる「寝せ込み」が並行して行われる。そして、12月上旬にはすくもとして出荷される予定だ。



